通信制高校は年齢性別問わず、中学卒業見込みで高校卒業の資格がない方であれば入学することが出来ます。だからこそ、色々な事情を抱えた方が多く入学します。通信制の学校では、生徒の方々を様々な面からサポート出来るよう、カウンセラーの資格を教員に持たせているところも少なくありません。通信制に勤務するカウンセラーとは、どのような仕事をしているのでしょうか。


●教員として普段の仕事をこなす●

全日制の学校では毎日生徒を相手に授業を行うのですが、通信制高校ではそのような授業はスクーリングの時にしかありません。スクーリングとは、各通信制高校がコース別に指定している登校日で、その時間は学校で授業を受けることになっています。
毎日の授業がない通信制高校では、日々生徒の方々が定期的に送って来るレポートのチェックをし、テストの採点をすることが仕事の主軸になります。
更に行事や部活動に力を入れている学校ではその対応をすることになるので、デスクワークだけで一日が終わる訳でもありません。全日制の高校と同じように、通信制の高校でも教員は忙しいのです。


●通信制高校だからこそ出来るカウンセリング●

通信制高校のスクーリングは技術的なことを学ぶ授業の他に、先生との個人面談も用意されています。ここでは、普段の生活から学校生活のこと、学習での疑問点など、多岐に渡る悩みを生徒の方々から聞き、一緒に解決していきます。
全日制の学校では私生活のことまで教員が入って悩みを聞くことはなかなか難しいですが、通信制高校では生徒の数を少なくし、個人個人の生活までしっかり考えることが出来るようにしています。少人数制ならではの「行き届いた指導」によって、全生徒の悩みを聞いてあげることが出来るのです。
ただ悩みを話すだけでなく、普段はあまり外に出ないという生徒の方は、教員と日常会話をして時間を過ごすこともあります。このような人と接する時間を設けるということだけで、カウンセリングになる方も多くいらっしゃいます。

通信制高校だからこそ出来るカウンセリングとは、全ての生徒が安心して学べる環境を、学校という枠外でも整えるということです。在宅が中心だからこそ学習時間の中心が自宅になるので、そこでの環境がきちんと整っていない限り、生徒の方々もしっかり学ぶことが出来ません。

生徒一人一人のために尽したいという意思を持って仕事が出来る、通信制であるから出来る仕事なのです。